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キレーション療法とは

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キレーション療法とは

キレーション療法とは、体内から有害なミネラルや老廃物を取り除く治療のことです。血管内に薬剤を点滴して行います。

点滴に使用する薬剤は「キレート剤」と言いますが、「キレート」とはギリシャ語でカニのハサミを表す「chele」を語源とし、カニが物を挟むように薬剤が重金属と結合するため、「キレート剤」という名前がつけられました。

この「キレート剤」を点滴することで、有害な重金属が体外へ排出される仕組みとなっています。

アメリカでは、臨床効果のある信頼出来る治療として、動脈硬化の改善や、脳梗塞・心筋梗塞などの予防を目的に、50 年前から盛んに行われています。

キレートの語源はカニのハサミ

EDTA-Ca錯体(※)の分子模型
※錯塩・錯体(complex)
配位化合物(coordination compound)とも言う
ethylenediaminetetraacetic acid molecule chilating with calcium ion.

キレーション療法の効果について

キレーション療法は多数の臨床研究により有効性が報告されており、日本でも1940年頃から、鉱山で働く方や絵の具(鉛が含まれる)を使用する画家の方などの鉛中毒解毒のために、キレート剤の点滴が行われています。

当初は、鉛中毒以外では殆ど用いられることはありませんでしたが、近年、欧米を中心にキレーション療法による様々な病気や症状の改善が報告されるようになり、最近では、キレーション療法がアンチエイジング療法のひとつとして注目されるようになりました。キレーション療法は動脈硬化の改善、心筋梗塞や脳梗塞の予防など、アンチエイジング療法として極めて有用な治療と言えます。

以下の様な病変や症状の改善が報告されています。

・動脈硬化 ・心冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞など) ・末梢血管疾患 ・関節炎・多発性硬化症 ・パーキンソン病 ・脳梗塞・アルツハイマー ・視覚、聴覚 、嗅覚障害 ・側副血行の増加 ・血液粘度(ねばねば度)の低下 ・細胞膜機能、細胞内器官機能の改善 ・動脈の攣縮(れんしゅく)軽減 ・フリーラジカル産生減少 ・老化の進行抑制 ・壊疽の改善 ・皮膚の色の改善 ・糖尿病性潰瘍の改善 ・筋肉運動の改善 ・精力回復

キレーション療法の目安回数

アンチエイジング(健康な方) 10回 (1~2週間に1回)
その後3~6か月に1回
動脈硬化(心筋梗塞/脳梗塞)予防 10回 (1~2週間に1回)
その後3~6か月に1回
動脈硬化治療(症状なし) 20回(1~2週間に1回)
動脈硬化治療(症状あり) 30回(1~2週間に1回)
有害金属汚染除去 20回(1~2週間に1回)
維持療法(メンテナンス) 3~6か月に1回

キレーション療法による副作用の有無

キレーション療法は、大変安全な治療法で、アメリカでは100万人以上の方が重篤な副作用なく2000万回以上治療を受けています。
(出典)A Textbook on EDTA Chelation Therapy: Second Edition 2001

まれに血管の痛みや頭痛、疲労感などの小さな副作用が発生することがありますが、医師の指導のもと、治療期間や回数をコントロールしながら調整していけば解消されます。効果には個人差があり、初めからデトックス効果を感じる方もいらっしゃいます。

海外におけるキレーション療法

海外におけるキレーション療法:イメージ画像

キレーション療法は、米国にて50年も前から盛んに行われている療法です。 動脈硬化・心疾患・脳梗塞を予防・治療する方法として、信頼でき臨床効果のある代替医療として位置づけられています。

心筋梗塞が死因としてトップである米国ではとりわけキレーションに対する関心が高く、24000例のキレーション治療により心疾患の患者88%に臨床的効果を認めたというエビデンス(Cappell LT.J Adv Med 1993)があります。

また、米国の国家機関のひとつNIH(国立衛生研究所)では、心臓の冠動脈疾患に対するキレーション療法の効果を調べる大規模な試験を2003年4月から行っていましたが、後に発表された論文にてその有効性が示されました。

今後、キレーション療法は、米国だけでなく世界中で、動脈硬化の予防やアンチエイジング医療の主力療法として、強く期待されていくであろうと思われます。